NO.022 多頭飼いをはじめる際に気をつけること:犬と犬編 Part2

こんにちは

今日の東京都世田谷区近辺は昨日から少し気温が下がり、肌寒い感じでしたが
空はスカット晴れていて、とても気持ちよく過ごせました。

さて今回は前回に引き続き犬のしつけ関連の情報です。

多頭飼い:犬同士の争いをさけるため
多頭飼いを始めるにあたって知っておいて欲しいことなのですが、
昨日は、新参犬を家に迎えるところまでを書いてみました。

そこで今回は、「家に招いてからの数週間に気をつけること」と題して
8つの注意点を書いてみました。

多頭飼い : 家に招いてからの数週間に気をつける8つのこと

犬にとって少しでも早く新しい環境に慣れることは、落ち着いた生活を送るうえで欠かせません。
それは新しくきた犬(新参犬)が先住犬のすむ家に慣れる事だけではありません。

先住犬が新参犬をテリトリー(縄張り)に入れて落ち着いた生活を送れるか、という側面もありますよね。

その1:争いのタネになりそうなオモチャやフードボウルなどをしまっておく

やって欲しくない争いの原因となるものを出しっぱなしにしないことで、先住犬と新参犬が落ち着いて過ごせる、いい状況を人為的に作ってあげます。

その2:それぞれ専用のフードボウル、水、寝る場所(ベッドなど)を用意しておく

特に水については共用となりやすいですが、はじめだけでも別にしてあげてみてください

これも上記のとおりやって欲しくない環境を取り除く、ということの一環です。

その3:遊ぶ時間は短めに

遊びはテンションをあげる原因となります。

テンションがあがれば、些細な事で争いやすくなりますし、遊びに使うオモチャも取り合いから激しい争いに繋がりやすいです。
ですので、この時期の遊びは控えめに。

その4:ご飯は各犬、別の場所で与える

ご飯もやはり争いのタネになりやすいものの一つです。

そして、食事が終わったらフードボウルは片付けておいてください。

その5:自分の手が届かない時は、確実に先住犬と新参犬を隔離しておく

一日中、先住犬と新参犬を目と手が届く範囲におくことは難しいですよね。
何かあっても問題にならないように、犬同士を分けておきましょう。
部屋を分けるのが難しければ、ベビーゲートなどで仕切る方法もアリです。

その6:興奮してきたら、声を掛けながら先住犬と新参犬を分ける

うなり声や歯を見せて争いに発展しそうな気配を感じたら、「ダメ」や「No」などと声を掛けて止めてください。
通常の犬のしつけでも同じなのですが、やって欲しくないことはなるべくやらせないでください。

その7:いい感じで接触したり挨拶していれば先住犬、新参犬ともに褒めてあげる

良い時は言葉やスキンシップ、オヤツなどで褒めてあげてくださいね。
これも通常の犬のしつけ/ドッグトレーニングと同じです。

その8:それぞれの犬と一対一で触れ合う時間を作る

片方が散歩に行っていたり寝ているときに、もう片方と思う存分触れ合ってあげてください。
その時だけはあなたを独占させてあげてください。

犬と猫が仲良く暮らす:多頭飼い

いかがでしたか?

 

正直、最初はすこし面倒かもしれませんね。

 

でも徐々に、徐々に最終的な形にもっていくというのが基本だと考えています。

 

これは通常の犬のしつけ/ドッグトレーニングでも使う手法なのです。

 

多頭飼いを考えておられる方、ぜひ参考にしてみてくださいね。


犬のしつけでお悩みの方に少しでもお役にたてれば幸いです。